ブログ−2010年
香流から見える山々−その4 御嶽山
2010-12-17
手前のマンションの後に見えるのが月心寺の甍、その奥が猪子石神明社の鎮守の森です。そしてその後方の山並みは東海自然歩道のある愛知県春日井市と岐阜県多治見市の間に連なっている道樹山・大谷山・弥勒山等の山々の尾根です。その上に冠雪して遠方に見えるのが御嶽山です。当社より直線距離で北北東へ約92kmに山頂があります。3000m級の高い山なので濃尾平野のどこからも良く見ることができ、この地方の人々にとってもほんとうに身近に感じられる馴染み深い山です。
御嶽山は長野県木曽郡木曽町/王滝村・岐阜県下呂市/高山市にまたがり、長野県と岐阜県の県境にある標高3067mの活火山です。剣ケ峰(3067m)を主峰として摩利支天山(2959m)・継子岳(2859m)・継母岳(2867m)の四峰で形成されています。最近の火山活動としては1979年の水蒸気爆発・1991年と2007年の小規模噴気活動が記録されています。山頂付近には一の池〜五の池の名前がついている五つの火口湖があり、この内の二の池・三の池・五の池には水を湛えています。
御嶽山を源とする河川には滝が多く見られます。急峻な地形と大きな高低差が起因になっており、独立峰で山体が大きく降水量が多く豊かな森林を育んでいて水が涸れないのも影響しているとのこと。百間滝・新滝・清滝・仙人滝・緋の滝・根尾の滝等多くの滝があります。山域に流れる河川はすべてが木曽川水系で、愛知県内で飲料水・工業用水・農業用水等に利用されています。また裾野の広い大規模な山にも関わらず単一水系しか持たないと言うのも全国的にも珍しいとのことです。
御嶽山は山岳信仰の山としても知られ、古くから信者の畏敬を集めてきた神聖な霊山です。通常は富士山・白山・立山を日本三霊山と呼んでいますが、この内の白山または立山を御嶽山と入れ替えて三霊山と言う説もあります。最高点の剣ケ峰には御嶽神社奥社があり、御嶽信仰の対象とされています。この為宗教目的の登山者が多く、山小屋も宗教施設としての側面がある山小屋が多いとのことです。また木曽谷の民謡木曽節にも歌われており木曽を代表する山として親しまれています。
御嶽山は長野県木曽郡木曽町/王滝村・岐阜県下呂市/高山市にまたがり、長野県と岐阜県の県境にある標高3067mの活火山です。剣ケ峰(3067m)を主峰として摩利支天山(2959m)・継子岳(2859m)・継母岳(2867m)の四峰で形成されています。最近の火山活動としては1979年の水蒸気爆発・1991年と2007年の小規模噴気活動が記録されています。山頂付近には一の池〜五の池の名前がついている五つの火口湖があり、この内の二の池・三の池・五の池には水を湛えています。
御嶽山を源とする河川には滝が多く見られます。急峻な地形と大きな高低差が起因になっており、独立峰で山体が大きく降水量が多く豊かな森林を育んでいて水が涸れないのも影響しているとのこと。百間滝・新滝・清滝・仙人滝・緋の滝・根尾の滝等多くの滝があります。山域に流れる河川はすべてが木曽川水系で、愛知県内で飲料水・工業用水・農業用水等に利用されています。また裾野の広い大規模な山にも関わらず単一水系しか持たないと言うのも全国的にも珍しいとのことです。
御嶽山は山岳信仰の山としても知られ、古くから信者の畏敬を集めてきた神聖な霊山です。通常は富士山・白山・立山を日本三霊山と呼んでいますが、この内の白山または立山を御嶽山と入れ替えて三霊山と言う説もあります。最高点の剣ケ峰には御嶽神社奥社があり、御嶽信仰の対象とされています。この為宗教目的の登山者が多く、山小屋も宗教施設としての側面がある山小屋が多いとのことです。また木曽谷の民謡木曽節にも歌われており木曽を代表する山として親しまれています。