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2024-03-13T21:21:15+09:00
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2016-12-20T00:00:00+09:00
賃貸住宅見晴台…「投資型1Kと低層アパートの乱造」
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=58#block328-58
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<div> </div>
<div> 2012年12月に始まったアベノミクスはこれではや4年に及びます。大企業・資産家・既得権益所有者に重きを置くこの政策は庶民の生活を完全に置いてきぼりにして実行され続けています。庶民の暮らしは日に日に苦しくなってきていますので、政府やマスコミの「景気は良くなってきている」と言う白々しい話は誰も全く信じていません。庶民から湧き上ってくるような経済の盛り上がりなくして、力強い真の経済成長は到底望めるはずがありません。特定の人々だけが潤う政策は必ず行き詰まります。</div>
<div> 景気の実態は全く良くなっていませんので正常な投資先がありません。貯金をしてもほとんどゼロ金利ですし債権投資も怪しいままです。行き場を失ったマネーがまた懲りずに前のバブルのように不動産に集中しています。それが投資型1Kを中心とした不動産投資と言う形で表面化しています。都会の投資型1K(投資型住宅)は人口減少下の中で既にかなり供給過剰と言われています。投資型1Kを最後に買った人の中から悲劇に会う人が出ます…売りに出しても買い手がつかず、所有していても空室率が拡大。</div>
<div> 昨年1月1日より相続税が強化されました。この煽りで親からの相続で土地を手にした団塊世代を中心とした新地主さん達に動揺が走りました。そこへ目を付けたハウスメーカ-・アパートメーカーがサブリース・家賃保証等を引っ提げて集中営業を仕掛け、まんまと受注し続けています。その結果高騰したRC造の建築工事費よりも高いくらいの木造・軽鉄造のアパートが全国的に乱造され続け増えています。人口集中の東京圏でさえもアパートの空室率が約3割にも達して既に社会問題になっています。</div>
<div> 投資型1Kや低層アパートが乱造されている反面、従来型の普通の賃貸住宅・賃貸マンションの供給がこの3~4年ぱったり途絶えています。仲介業者さんに聞いても案内できる築浅の非投資型物件(普通の賃貸住宅・賃貸マンション)がなくて大変困っているとの声も聞きます。投資型1Kは居住性よりもオーナーが利回りを追求する金儲け目的ですし、木造・軽鉄造アパートはRC造マンションと比べ居住性に難点があります。入居経験のある入は体験を通じ居住性の悪さを知っていて敬遠するので侮れません。</div>
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2016-11-20T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策-その103 新屋敷橋(香流川)
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=50#block328-50
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<div> 新屋敷橋は千種区の新西二丁目町内と京命一丁目町内/名東区の香坂町内と香流一丁目町内をつなぐ香流川に架かっている橋です。平成19年11月に橋の架け替え工事が竣工しています。北は猪子石西原交差点・苗代交差点方面、南は下坪交差点・京命交差点方面へ連絡していますが交通量が多い橋です。この橋から東の方は土手添いに道に桜並木があるのですが、反対の西の方の南側の土手添いの道には樹木がありませんので寂しい感じがします。橋から西の方を見ると川の先には名古屋駅のJRツインタワーがよく見え、意外に近くに感じられます。橋の北側の香坂町内には触るとたたりがあると伝えられる猪の形をした牡石が祀られている猪子石神社があります。この牡石は猪子石の地名の由来の一つです。</div>
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2016-10-20T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策-その102 中島橋(香流川)
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=48#block328-48
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<div> 中島橋は香流川にかかる橋の一つです。香流1丁目・2丁目町内と香坂・神月町町内を結んでいる橋で、北側の猪子石交番前交差点と南側香流小交差点のちょうど真ん中辺りにあります。車道・歩道完全分離式の橋の構造となっています。バス通りなのですが、橋の車道部分の幅が意外に狭いので、橋を渡ろうと市バスが近づいたときには反対車線から車がやってくるとその車が通過するまで市バスが橋の手前で待ってくれています。平成22年3月に橋の架け替え工事が竣工し三世代健在の家族により橋の渡り初め神事が行われたことがニュースで報道されました。橋の南北に横断歩道がありますが、香流川緑道とサイクリングコースの途中にあるため横断者が多いのでドライバーは注意して通過しなくてはなりません。</div>
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2016-09-30T00:00:00+09:00
賃貸住宅見晴台…業者の「家賃保証」に落とし穴
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=44#block328-44
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<div> 今日9月30日付けの日経新聞に「空室率悪化/泣くオーナー」と言う記事が載っていました。先回にお話ししたサブリースとは違う切り口の建設請負業者の「家賃保証」が問題視されていました。節税対策でアパート経営を勧め家賃保証でオーナーリスクは軽いと安心させ受注を伸ばしているのですが、需給は崩れ空室率が過去最悪の水準に達し目算が狂ったオーナーが悲鳴を上げていると言う内容でした。</div>
<div> サブリースと並ぶ問題商法がこの家賃保証を売り物にするアパート建設請負業者の営業手法です。建設と同時に一括借り上げして入居者募集をし、借り上げ手数料を差し引いた家賃をオーナーに支払うと言う仕組みです。しかし空室を理由に最初の提案通りの家賃が支払われないと言う相談が各地で増えているとのことです。借入金でアパート建設をしたオーナーはたちまち返済に困ってしまうのです。</div>
<div> 家賃保証と聞けば聞こえがよいのですが、実際は最初に聞いた家賃が決してずっとそのまま保証される訳ではありません。入居率が低下しアパートの空室が増えれば、家賃を改定し下げるしくみになっているのです。最初に設定した家賃が下がれば計画利回りは下がり、計画当初の事業計画は成り立たなくなるのです。おまけに入居率を上げるため修繕工事や過剰な住設機器を強要されることもあります。</div>
<div> すなわち、サブリース同様家賃保証も危険がいっぱいはらんでいるのです。本年9月から業者に対して将来の家賃変動の可能性を説明するよう国交省が定めました。既に空室率が悪化していてもなお増え続けるアパート、これからもサブリース・家賃保証に乗せられアパートを作ったばかりに行き詰まるオーナーさんが出ることでしょう。節税対策で始めたつもりが財産消失の結果となってしまうのです。</div>
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2016-09-16T00:00:00+09:00
賃貸住宅見晴台…サブリースによる低層アパート乱造
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=43#block328-43
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<div> 6月1日付けの日経新聞の記事には首都圏のアパートの空室率が3割越えに急上昇して入居者の確保が追い付いていないと言う内容が載っていました。アパートとは木造・軽量鉄骨で造られた低層賃貸住宅のこと。東京23区の空室率は33.68%、15年9月から6カ月連続で過去最悪の水準を更新しているといのこと。首都圏でアパートの空室率が急速に悪化したのは相続増税後の15年夏ごろからだそうです。</div>
<div> 同じく7月4日付けで“アパート急増バブル懸念”と言う内容の記事が載っていました。昨年1月1日より厳しくなった相続税のあおりで団塊世代による相続税対策を背景にアパートなど貸家が急増しており不動産市場に「アパートバブル」の懸念が出てきたとのことです。前のバブル経済・リーマンショック前にも似たような現象があり、いずれもその後に急速な需要減が起きているとのことです。今回も同じく人口減少とマイナス金利政策のもと日本経済の新たな「ゆがみ」が生じる恐れが浮上してきました。</div>
<div> 建設急増の原動力はアパート量産業者の”30年のサブリースだから賃貸事業をしても安心・安全です”と言う説得フレーズなのです。NHKでこの問題を取り上げたので本年9月よりサブリース契約の説明に制約が課されました。しかしまだ騙される方も悪いと言う部分も若干残っており、完全な法体制にはなっていませんので今後も相変わらずアパート量産業者のセールスには充分な警戒が必要です。</div>
<div> 入居ニーズの全然ないところでもサブリースがあれば賃貸住宅経営は心配ないと言う話はよく考えればおかしいと思うのが普通です。今は入居ニーズのあるところですら人口減少下のでの物件供給過剰で入居が厳しい状況でそんな話はまゆつば物です。必ず落とし穴や抜け道があるといっても過言ありません。行き場を失った投資マネーによる投資型マンションも同じく供給過剰となっているようです。</div>
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2016-09-02T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策ーその101 リニモはなみずき駅
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=42#block328-42
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<div> 愛知高速鉄道東部丘陵線(リニモ)の駅であるはなみずき通駅は当社から4.1kmくらい離れたやや南よりの東方向の長久手市久保山地内にあります。リニモ駅では唯一の相対式ホームで、コンコースが線路下の地下にあるので地上からは階段・エレベーターでアクセスします。開業したのはリニモ全体が営業運転開始した2005年(平成17年)3月6日です。2015年度の一日乗降客数は2556人となっています。</div>
<div> 起点駅藤が丘駅を発車し1.4km走行すると次の駅がこのはなみずき通駅となっています。藤が丘駅が地下駅になっていますので藤が丘駅~はなみずき通駅間は地下トンネル内を走行し、はなみずき通駅から先終点八草駅までは全線高架式線路となっています。リニモが地下トンネルから地上へ出るところにちょうどこの駅は作られており、駅横トンネル上部が公園となっていて一風変わった駅と言えます。</div>
<div> 駅を降りると北側に常照寺・後山公園があり、少し東に長久手郵便局・景行天皇社などがあります。駅から600mくらい北に長久手市文化の家・中央図書館・浄化センターなどがあります。近くに銀行・コンビニ・パン屋・喫茶店などもありますが、店舗などはあまりなく静かな住宅街となっています。</div>
<div> 日中にこの駅のそばを通ると全く人の気配が感じられません。リニモを何本か通過するのを見ていても殆ど乗降客を見ることがありませんし、もともと無人駅ですのでなおさらのことかもしれません。万博開催年の2005年には3438人/日の乗降客があったのですが、現在の乗降客数二千数百人/日と言うのは多分朝夕の通勤通学者の利用客が殆どで、この時間帯に利用が集中しているのではと思われます。</div>
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2016-08-19T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策ーその100 香流川のカメ
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=41#block328-41
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<div> 何かのサイトで日本のイシガメやクサガメが外来種のカメの繁殖で個体数が激減し絶滅の危機に瀕しているというのを読んだことがあります。子供の頃池や川でよくカメを捕まえて家に持ち帰り育てていた記憶があります。大きくなるともとの池や川に返してやりました。昔は外来種のカメはそんなに見なかったので、池や川で見つけて捕まえたのは特徴から多分イシガメやクサガメだったと思います。</div>
<div> 当社のすぐ北側を流れている香流川に大きな鯉と一緒にカメがたくさんいるのを思い出しどんなカメがいるのか確かめてきました。見に行くとやはりあちらこちらに甲羅干しをしたり遊泳しているカメがいっぱいいました。写真で見る限り耳の後ろが赤いので、昔捕まえたイシガメやクサガメではなく外来種のミシピッピアカミミガメのようで、イシガメ・クサガメらしきカメは発見できませんでした。</div>
<div> ミシピッピアカミミガメは50年くらい前からペットショップで大量に売られていたミドリガメのことです。ミドリガメはミシピッピアカミミガメの幼体で、その緑色をしたカメは小さくてかわいらしく値段も手頃だったので、家庭の小型水槽での飼い易さとペットブームが相まってたちまち全国の一般家庭でたくさん飼われるようになりました。丈夫なカメだったので水槽ですくすく大きく育ちました。</div>
<div> このミドリガメは大きくなると30cmにもなるので飼い切れなくなって池や川に逃がしたり、手に余って廃棄されたりしてあちこちの自然界で生息し異常繁殖してしまったのです。日本固有のカメはイシガメで、クサガメは江戸時代以降に朝鮮半島や中国から持ち込まれた外来種の可能性が高いと言われています。イシガメ・クサガメ以外の外来種カメの駆除による日本種の保護努力がされています。</div>
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2016-08-05T00:00:00+09:00
賃貸住宅見晴台…マネーゲームの餌食「都心型賃貸住宅」
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=34#block328-34
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<div> 普通の地主さんは家賃が上がらないのに工事費だけが1.4~1.5倍に急騰したため賃貸住宅建設を見合わせている人が多いのが実状です。既存の賃貸住宅の空室が目立つ物件も増えていますのでなおさらのことです。また賃貸経営に行き詰まったオーナーさんの売却物件も増えていますし、それを安く買い叩いて中古マンションによるマネーゲームで一儲けしようとする人々も結構たくさんいます。人口減少下では供給過剰が解消されることはありませんのでマネーゲームがうまく行くのか果たして疑問です。<br />
アベノミクスを支えるために日銀が異常レベルの資金供給を続け、国債がマイナス金利にまでなり国内金利も異常超低金利状態が続いています。銀行も殆ど無利息に近い状態で預金を集めることができるのですが、その資金を活かす運用先があまりありませんので銀行自身困窮状態が続いています。その余波で資産のある人々もお金を活かす方法があまりなく、REIT投資や中古賃貸マンション/アパート一棟買いや投資型マンションの部屋買いをしたりと言った不動産投資をしている人々を多く見受けます。<br />
今、高い建築工事費でも都心や駅近では投資型マンション(主に1K・狭小1LDK等の単身者向け物件)建設だけが盛んに行われています。運用先を見失った投機筋のマネーが、銀行に預けるよりは運用益が出るためここへ集中しているからです。1980年代のバブル経済のときも株式投資・不動産投資にのめり込んだ人々が多くいましたがどこか似ているような気がします。当時と比較して今株式投資はあまり魅力がないので不動産投資の賃貸住宅投資(中古も含め)にマネーが偏重し拍車がかかっている様相。<br />
しかし前のバブル経済で学習した人々は同じ轍は踏みません。マネーゲームに興ずれば終焉が必ずやって来ることを知っています。投資型賃貸住宅も供給過剰気味になっておりREIT投資も雲行きが怪しい感じがします。都心にある投資型マンションに誰もが住みたいと思うはずもなく供給過剰が空室率拡大を呼び思ったほどの運用益が出なくなる恐れもあり、下手をすると以前のバブル同様に大きな損失に繋がる可能性も十分あります。今、日本の人口減少が始まっていることを決して忘れてはいけません。</div>
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2016-07-22T00:00:00+09:00
建築業界見晴台…「建築業界の風向き変化」
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=33#block328-33
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<div> 相変わらず大型プロジェクト等は忙しいとのことですが、4月以降の一般民間建築の受注がやはり思わしくないとの話が聞こえてきています。一昨年から続いている冷え込み状況に変化の兆しは表われず、少ない一般民間建築事案の見積もり合わせについては一段と厳しさが増してきているようです。見積もりに参加すると意外に安い価格で仕事を落札する業者がいて、今までの髙い建築工事費のままだとなかなか仕事が取れなくなってきているとぼやく施工業者さんの声が聞こえてきています。<br />
また昨年は値段が合わないと敬遠していた公共工事についても、予定価格を下回る足切り価格ぎりぎりの低価格で落札する業者が現れ始めたとのことです。こ れまで業者が敬遠していた理由は公共工事の予定価格の工事単価が上がり過ぎた民間工事の工事単価とかけ離れていたこと。それに公共工事を請け負っても下請け工事の職人が見つからないこと、それどころか自社の現場監督もままならないことが敬遠してきた大きな理由だと聞いています。お陰で役所はたいへん困っていたようです。<br />
この先どうなるのかまだはっきりしませんが状況が変わってきたことは間違いなさそうです。景気を主導してきたと言われる輸出型製造業も円高反転と海外経済減速の影響で今迄と流れが変わってきました。消費税10%増税前の好調企業による旺盛な設備投資も一巡してきた感もしますし、アベノミクス失敗による10%増税延期が残っている設備投資意欲に冷水を浴びせたのは確かなようです。これらの現象が経済に影響しこれまでの流れに明らかな変化が出てきていると言うことなのでしょう。<br />
1980年代後半に起きたバブル経済のときは日本国中がマネーゲームで沸き立っていました。しかし誰しも脳裏の中でこんなことはいつまでも続くはずがないのではと思っていました。その予感は見事的中し、バブル経済ははじけ悲惨な結果をもたらし個人・企業を問わず大きく損壊してしまったのです。今の状況も以前のバブルほどではないにしても嫌な予感がしてきます。経験則から言っても同じ状態がずっと続くことは絶対にありませんので用心が必要です。好調の後は必ず不調が来ます。</div>
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2016-07-08T00:00:00+09:00
キンシバイ…事務所周辺の公道で開花続く
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=32#block328-32
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<div> 皆さんもきっとこの花を見たことがあると思います。昔はあまり見かけることがなかったのですが最近公道の歩道部分や公園などでたいへんよく見かけるように なった花です。鮮やかでかわいらしい黄色の花がいっぱい咲き続けますので、さすがに花に興味のない人でも気が付かない人はあまりいないのではないかと思い ます。4月に桜・ユキヤナギ・モクレン等の花が咲き5月にツツジ・サツキツツジ・ハナミズキ等の花が咲き、そのあとを追うように6~7月頃街のいたるとこ ろで咲き続けます。<br />
この花はキンシバイ(金糸梅、学名:Hypericum patulum)と言う名でオトギリソウ科オトギリソウ属の半落葉小低木。中国原産で江戸時代中期に栽培が始まったとのことです。キンシバイのことをヒペ リカム(Hypericum)と呼ぶことも多いのですが、ヒペリカムとは本来オトギリソウ属のラテン名なので必ずしもキンシバイとは限らないそうです。花 びらの形が5弁になっていて梅の花に似ていること、そして雄蕊がたくさんあってまるで金糸の束のように見えるので金糸梅の名が付いたそうです。<br />
キンシバイ(Hypericum patulum)は葉が小さ目で株立ち状に育ち背もあまり髙くならず1mほどにしかなりません。下垂性で花弁は雄蕊と長さがあまり変わらずあまり大きく開 きません。ヒぺリカム(オトギリソウ属)は種類が多くキンシバイがヒぺリカム・モゼリアム、ヒぺリアム・ヒドコート、ヒぺリアム・カリシアム、ビョウヤナ ギ等と混同されることが多いそうです。気分の落ち込みがちな梅雨に咲くキンシバイの花言葉は「きらめき/悲しみを止める/秘密/太陽の輝き」などがあるそ うです。<br />
黄色い花と言えば他にヒマワリ・タンポポ・ヤマブキ等々が思い出されます。あまり増えてほしくない花でセイタカアワダチソウがあります。外来種であるセ イタカアワダチソウは日本植物の生態系を変えてしまい、日本古来の雑草をどんどん減らしています。このような外来種の花は困り者ですがキンシバイは花もか わいらしいのでそんなことになることがないように祈っています。また街路樹の桜は排気ガスで枯れイチョウ・ハナミズキ等に代わっていますがキンシバイは大 丈夫なようです。</div>
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2016-06-24T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策-その99 リニモ
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=31#block328-31
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<div> “リニモ”の愛称で知られている東部丘陵線は名古屋市名東区の藤が丘駅から豊田市の八草駅までを約17分で結ぶ愛知高速交通の鉄道路線のことです。常電導 吸引型(HSST)による日本初の磁気浮上式鉄道(リニアモーターカー)の常設実用路線として、2005年に開催された愛知万博(愛地球博)の未来感と会 場アクセスの目的を兼ねて建設され2005年3月6日に開業しました。路線距離(営業キロ)は8.9kmと短く起終点駅も含め9駅があります。藤が丘駅か らはなみずき駅までは地下を走り、はなみずき駅から終点八草駅までは高架の上を走っています。車両はリニアモーター(磁気浮上式)で推進していて最高速度 100km/hの性能があり、無人自動運転で営業されています。</div>
<div> 2005年には2130万5千人の乗車客があったのですが万博閉会後は500~700万人位の乗車客と当初の見込みよりかなり少ない乗車客で推移しており 毎年の巨額の赤字が累積しています。万博閉会後の利用者数を約31000人/日で想定していたのですが実際の利用者数はその半分程度で推移、利用者数を増 やすために色々工夫努力をしていますがなかなか経営難から脱せません。リニモ沿線はリニモ人気のお陰で住まいとしてはなかなか人気があります。しかし今の まま利用者数が増えなければ今後の存続が危ぶまれます。愛知県には1991年3月に開業し2006年3月に廃業した桃花台新交通桃花台線と言う鉄道があり ましたが、このまま行けばリニモもその二の舞になるやもしれません。</div>
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2016-06-10T00:00:00+09:00
「始まった相続税対策賃貸住宅急増の弊害」
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=30#block328-30
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<div> 首都圏のアパート空室率が急上昇し悪化と言う統計発表が5月末に某不動産調査会社からありました。今年3月の神奈川県の空室率が35.54%と2004年調査開始以来初の35%台に上昇、千葉県34.12%、東京23区33.68%、東京23区以外31.44%、埼玉県30.90%と続き神奈川 /千葉/東京23区は適正水準の30%を3~4ポイント上回ってきたとのこと。相続税対策目的でアパート建設が急増したものの入居者確保が追い付いていな い状態拡大。アパートとは木造/軽鉄造で造られた賃貸住宅のことを指します。<br />
2012年に始まったアベノミクス政策の行き詰まりが至る所で露呈しています。強引にデフレ状況を作り出すため円安誘導により景気浮揚を狙ったのですが見事不本意が続き、また住宅ローンも異常超低金利に誘導しているのですが住宅着工も伸びていません。円安は逆に生活費高騰の弊害の方が問題になっていますし、庶民は借金まみれ国家ほど愚かではなくいくら超低金利でもこの先住宅ローンをこの不安国家で返済して行けるのか自信が持てません。対借金の無責任者と自己責任者の違いが明白です。<br />
住宅メーカーはこの住宅着工低迷への苦肉の策として相続税対策の賃貸住宅建設に傾注し猛烈な営業攻勢で着工を増大中。あまり経験がない世代交代した地主さん達は入居保証等のうまい話に乗せられ実は高騰したRC造やS造の建築工事費とあまり変わらぬか高いくらいの建築費で木造・軽鉄造のアパートをつくっています。これまでの供給過剰を支えてきた“人口減少下でも世帯数は増加”と言う危ない需要と供給のバランスがいつまでも続くとは思えずこの先空室拡大がより顕著になる可能性は大です。<br />
反面、RC造やS造の賃貸マンションの建設は建築工事費高騰のあおりで冷え込んだままです。都会ではまだそこそこ建設はありますが主に投機筋・投資家本位の高利益追求物件が多く、従来の地主さん主導の居住者本位良質物件はあまり建っていません。投機・投資目的物件は収益性最優先でつくられるために住み心地よりも如何に金儲けをするのかと言う着眼・発想のものが目立ち、長い目で見て入居率に不安があります。この居住者本位良質物件の供給不足が先々問題になってくるのかも知れません。</div>
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2016-05-27T00:00:00+09:00
久里屋設計界隈散策-その98 愛知県がんセンター
https://www.kuriya-s.com/pages/67/detail=1/b_id=328/r_id=29#block328-29
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<div>愛知県がんセンターは当社から西南へ約2.5km離れた千種区鹿子殿地内にあります。病院東には公務員鹿子殿住宅・名古屋聾学校その東には平和公園があ り、また西には市立千種台中学校その西には市営はざま荘、その南に地下鉄自由ヶ丘駅があります。交通の便では市バス千種台中学バス停から徒歩4分、地下鉄 自由ヶ丘駅から徒歩7分の位置にあります。昭和39年12月より業務開始ですから今年で53年目になります。確かに私達が子供の頃からあったのを覚えてい ます。今では他の一般病院でも普通に治療をする時代になりましたが当時はがんにかかったらまずがんセンター行きと聞いていました。現在では中央病院と研究 所(北館・南館・生物工学総合実験棟)それに東名古屋画像診断クリニックの建物が建っています。</div>
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<div>今日、相変わらずがん(悪性新生物)は日本人の死因のトップですが昔のように絶望的な病ではなく生存率が年々高まってきています。昭和56年以降日本人の 死因はがんがずっと第一位なのですが年齢階級別に見れば40歳~89歳までのことです。それ以外の年齢では他の病気の死因が第一位になっています。がんの 死亡率が下がっているのに死亡者が増えているのは実は我が国の高齢化(長生き)が進んでいることが起因しているのです。因みに死因第二位は心疾患、第三位 は脳血管疾患、第四位は肺炎、第五位は老衰と続いています。また、がんの部位別死亡率は男性が肺・胃・大腸・肝臓の順、女性が大腸・肺・胃・乳房・肝臓・ 子宮の順になっています。男性の肺がんの増加が顕著なので喫煙は是非やめるべきでしょう</div>