ブログー2018年
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賃貸住宅見晴台 羊の皮を被った狼にご注意 !!!
2018-08-31
アパート・マンション建設業者で明らかに不動産投資の商売をしていてその営業方法に問題があると言われている会社が、さもうちはそんな会社と違いますと言わんばかりにその問題のある営業方法を指摘しお気を付け下さいと言うパターンの広告が最近やたらと目に付きます。無知な人がひっかかり今後も犠牲者が絶えないかもしれません。インターネット・広告等は間違った情報・不正な情報もかなり含まれています。当局ではこれらを全部取り締まることができず結局は野放し状態になっています。
つい先頃起きたスルガ銀行不正融資事件や・レオパレス21不正工事事件を思い出してください。スルガ銀行は組織的・日常的に融資について自ら不正を行っていたことが明るみになってきています。借り手が何とか融資をしてもらおうと必要な資料をつじつま合わせをすると言うことはありそうなことですが、なんとこのケースは全く逆で貸し手である銀行員が必要資料を自らねつ造していたのです。レオパレス21は建築基準法に規定する住戸間の界壁が小屋裏で欠落していたと言うとんでもない事件です。
これだけ世間で色々な事件が起きていても何故かそのことを全くご存じない方が意外に多く不思議でなりません。サブリース問題も2015年5月にNHKで放送されこれだけ騒がれているのに未だに引っ掛かる人が後を絶ちません。過剰と言われる投資不動産が社会問題になっているにも係わらず不動産投資業者がひしめき合っています。その中には実際には世間で狼であると認識されている会社も多々あります。羊の皮を被って素知らぬ顔でお客さんに近づけばかなり危険な目に会う確率が高くなります。
それぞれの分野で活躍している専門家が大勢います。まずそういう業者の話を鵜呑みにする前に、業者の持ってきた話をその人達にご相談ください。ただし全くその業者と利害関係のない人達に相談してください。利害関係があれば彼等が本当のことを話すことはありません。セミナーと称して業者が専門家を招き開催しているケースをよく目にしますがこの展開は最も警戒した方がよいのかも知れません。またそこの業者でやったことのある人がいれば直接その人に聞いてみるのもよい方法だと思います。