ブログ−2016年
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久里屋設計界隈散策−その97 猪高配水塔 2016年5月13日(金)
猪高配水塔は当社から東へ約2km離れた猪子石二丁目地内にある猪高配水場の敷地内にあります。すぐ北には中部電力猪高変電所があり、また敷地東側には明徳公園の森が拡がっています。この塔は地上高さが48.10m(標高N.P.101.40m)もあるのでこの辺りの?い場所から見渡せば必ず目に入り、地域では昔からお馴染みのランドマークです。塔は上部が貯水槽部で下部が配管室・バルブ室等になっており、水槽部の直径が23.05mで貯水容量が7,500トンありプレキャスト鉄筋コンクリート造で1984年(昭和59年)に完成しました。この配水場は名古屋市東部丘陵地帯への給水の安定と地震等の災害時の応急給水の拠点と言う目的で昭和30年代後半に計画されたとのこと。
この配水場は名東区の大部分・守山区・千種区・天白区・昭和区・瑞穂区・南区の一部地域が配水区域となっています。緑区の鳴海配水場・千種区の平和公園配水場にも送水しており総配水容量は97,500トンです。昭和40年(1965年)2号配水池、昭和44年1号配水池、昭和54年3号配水池(明徳公園地下)、平成7年4号配水池(明徳公園地下)と順番に作られました。写真左から1号配水池、2号配水池です。低い地盤地域への配水は配水池から、高い地盤地域へは配水塔から送水しています。配水場の水は犬山市にある犬山取水場で取水され春日井市の春日井浄水場を経て浄水処理・消毒された水が、東名高速道路の側道に敷設された大口径の送水幹線を通って送られてきます。
久里屋設計界隈散策−その96 平和公園ユーカリの森 2016年4月29日(金)
当社から西南へ約1.5kmの辺りに市バス光ケ丘停留所があり、その前に平和公園北口があります。ユーカリの木の森はこの北口を入ってすぐ左手にあります。平和公園にはここを含めてユーカリの木の森が三ケ所あります。これは名古屋市東山動植物園で飼っているコアラの餌としての葉を確保するため栽培されているもので、他にも何ケ所もあるそうです。この森には葉の形を見ると種類の違う木が色々あるのが分かります。ユーカリはオーストラリア・タスマニア島・ニュージーランドに分布する常緑高木です。ユーカリの種類は600種類もあり、そのうちコアラが好んで食べるのは35種類程度でコアラによって好みが違うので色々な種類のユーカリを植えてあるようです。
ユーーカリの葉は買うとかなり高額なものです。東山動物園のコアラ一頭で餌代が一年間で800万円もするとのこと。このように直に栽培し努力はしていますが、あまりに高額なので動物園では餌代確保のため特典付き寄付金を募っています。ユーカリの葉をすりつぶしたうえ熱湯をかけて作られる液は傷の消毒やかゆみ止め・のどの腫れ・咳・発熱の治療に効くそうです。また葉を揉んで香りを吸い込むと風邪に効いたり充満させるとマラリアの発生を防ぐそうです。葉から抽出される精油はアロマオイルとしても流通しています。また人がそのまま食すと毒性があるとのことです。オーストラリアの原住民アボリジニはユーカリを良質の薪として使っていたとのこと。
久里屋設計界隈散策−その95 鉈薬師 2016年4月15日(金)
鉈薬師は当社からやや南よりの西方へ約3.8km、日泰寺北側の細道沿いにあります。元和8年(1622年)に明国からの亡命者達が長崎へ上陸。その中の王族の一人張振甫が帰化し京都に居住しました。江戸へ赴きし折尾張藩主義直の懇請で熱田に滞在、後二代藩主光友の代に西区幅下(堀詰町)に土地を拝領し永住しました。寛文6年(1666年)新田を作るため上田御料林(東山植物園東付近)内に新たに土地を拝領したのですが猪や鹿が多く寛文7年に上野村内に替地を貰い作ったのが振甫新田であったとのこと。当時陽光院(現永弘院)内に狩津村(上野村の旧名)時代からの薬師像を祀った荒廃の薬師堂がありました。張振甫が光友のお声がかりでこれを寛文9年新田山の屋敷内に医王堂として移築再建したのが開基起源とのこと。
張振甫は医師としての御用を勤めており医王堂は病気を治す仏様(特に耳の病に効くという)としての村由来の薬師仏を祀ったのでしょう。またここへ立ち寄った円空が日光・月光両菩薩や十二神将などの脇侍を名古屋城築城の際の端切れを用い彫ったと伝えられ、これらの仏像も一緒に安置されています。俗称鉈薬師と言うのは円空が鉈一本でこれらの仏像を彫ったことから由来しているそうです。張振甫は寿山と号し延宝8年(1680年)2月2日に没し覚王山浄水池(この池がどこにあったか不明)北側に葬られたとのこと。明治時代末期薬師堂は張振甫一族の手から離れ実業家富田重助の所有となり南東方向山上の四観音道に近い現在地に移築されたとのこと。境内には山門両脇の中国風石仏や画人竹洞と梅逸の碑があります。
久里屋設計界隈散策−その94 名古屋市交通局藤が丘工場 2016年4月1日(金)
幸福の木の花(ドラセナ)…二年連続で開花 2016年3月18日(金)
2月16日(火)に事務所にある幸福の木をふと見ると花房状態のつぼみが芽先端に三つできているのを発見しました。昨年も今頃花が咲きましたが今年も連続して開花したのでびっくりしました。その後花房の中の小さなつぼみが伸びてきて中から小さな白い花が夕刻から咲きだし翌朝には萎んで枯れて行きます。朝出社すると事務所内は甘い香りで充満しています。花房の中で順番に開花を繰り返し最後の花が咲き終わったのが3月17日(木)でした。約一か月間開花を楽しむことができました。
幸福の木はドラセナ・フレグランスマッサンゲアナと呼ばれる品種で、ハワイの代表樹だそうで別名「ハワイアン・ティー」とも呼ばれ「幸福を呼ぶ木」と言う意味もあるとのこと。幸福の木の正式な分類は学名:Dracaena fragrans cv.“Massangeana”/原産地:ギニア、エチオピア/科名:リュウゼツラン/ 属名:ドラセナ科と言うことになるそうです。観葉植物の中でも「良いことがある」と言う言い伝えから縁起良いものとして知られ昔から家庭・職場ではポピュラーなものです。
アベノミクスがいよいよ行き詰まりの様相を呈してきており景気動向も怪しくなってきました。人手不足は景気が良くなったからではなく我国の社会構造の変化から来ているもの。相変わらず国富の無駄遣いを止めないで、膨大な借金を増やし続けるノー天気な政治が強行され続けています。まるで他人事の如く“借金返すのは俺じゃなく国民”と言わんばかりに決して責任を取ることのない浪費悪政が続いています。膨大債務を作った人々が直に責任を取るべきだと国民皆が思っています。
昨年つぼみに気が付いたのが1月31日でしたのでほぼ2週間ほどの遅れ。6年前そして1年前に咲いたのでまた5年ほど飛ぶのかと思いきや意外にも今年間を置かずに開花。今年きっと良いことがあればと事務所の皆は期待を寄せています…しかし最近の社会情勢はその正反対のことばかりです。国民が必要性を感じない公共事業・インフラ整備等や公費の無駄遣いのせいで福祉の切り捨てが拡がりを見せ国民の将来への不安が募るばかり。幸福の木の花にあやかり不安が解消されることを祈ります。
幸福の木はドラセナ・フレグランスマッサンゲアナと呼ばれる品種で、ハワイの代表樹だそうで別名「ハワイアン・ティー」とも呼ばれ「幸福を呼ぶ木」と言う意味もあるとのこと。幸福の木の正式な分類は学名:Dracaena fragrans cv.“Massangeana”/原産地:ギニア、エチオピア/科名:リュウゼツラン/ 属名:ドラセナ科と言うことになるそうです。観葉植物の中でも「良いことがある」と言う言い伝えから縁起良いものとして知られ昔から家庭・職場ではポピュラーなものです。
アベノミクスがいよいよ行き詰まりの様相を呈してきており景気動向も怪しくなってきました。人手不足は景気が良くなったからではなく我国の社会構造の変化から来ているもの。相変わらず国富の無駄遣いを止めないで、膨大な借金を増やし続けるノー天気な政治が強行され続けています。まるで他人事の如く“借金返すのは俺じゃなく国民”と言わんばかりに決して責任を取ることのない浪費悪政が続いています。膨大債務を作った人々が直に責任を取るべきだと国民皆が思っています。
昨年つぼみに気が付いたのが1月31日でしたのでほぼ2週間ほどの遅れ。6年前そして1年前に咲いたのでまた5年ほど飛ぶのかと思いきや意外にも今年間を置かずに開花。今年きっと良いことがあればと事務所の皆は期待を寄せています…しかし最近の社会情勢はその正反対のことばかりです。国民が必要性を感じない公共事業・インフラ整備等や公費の無駄遣いのせいで福祉の切り捨てが拡がりを見せ国民の将来への不安が募るばかり。幸福の木の花にあやかり不安が解消されることを祈ります。
久里屋設計界隈散策−その93 地下鉄星ケ丘駅 2016年3月4日(金)
久里屋設計界隈散策−その92 リニモ藤が丘駅 2016年2月19日(金)
久里屋設計界隈散策−その91 地下鉄藤が丘駅 2016年2月5日(金)
久里屋設計界隈散策−その90 地下鉄本郷駅 2016年1月22日(金)
賃貸住宅見晴台…「止まらぬ供給過剰この先どうなる」 2016年1月8日(金)
2013年の総務省の発表統計データによれば日本国内の総住宅戸数は6063万戸、対して空家戸数はその13.5%の820万戸で以前より空家率が高くなってきています。住宅総戸数のうち賃貸住宅は2274.1万戸そのうち空家が429.2万戸で空家率は約18.9%となっていて住宅全体の空家率より悪くなっています。そしてこの割合は年々増えてきています。昨年施行された相続税強化法により賃貸住宅量産業者が営業攻勢をかけていますのでますます賃貸住宅の供給戸数は増加の一途をたどっています。
日本の人口は2013年で1億2751万5000人、2050年には9515万人の推定人口と予測されています。2050年には2013年の人口より25.4%減少(9515万人/12751万人=74.6%)する試算になる。仮に今の賃貸住宅総戸数が消滅・誕生が同戸数程度としても入居率は81.1%×0.746=60.50%となり34年後には約6割に低下する予測となる。2274.1万戸×(1−0.746)=577.6万戸、少なく見積もってもこれだけの賃貸住宅の空家が発生する訳です。実際は賃貸住宅戸数・空家戸数ともに年々増加してきています。
見方を変えれば34年後でも2274.1万戸×0.746=1696.5万戸、これだけの賃貸住宅への入居者の当てがあると言うことになります。頭ごなしに賃貸住宅なんて危険な賭けだと断定しなくてもと思います。今労働者のうち非正規雇用の人が約4割にも達し、若年労働者の賃金も低く抑えられています。こんな社会情勢では持ち家が持てる人は大企業労働者か公務員等に限られてきています。一般庶民の暮らしを置いてきぼりにする政策が続く限り賃貸住宅に住む人は今後も増え続けるでしょう。
今後も入居者に入って貰える賃貸住宅物件になるにはどうすれば良いのか?自分自身でよく考えて見てください。相続税対策を旗印に大手賃貸住宅供給業者の言いなりに建てている人が跡を絶ちません。バブルの頃「赤信号皆で渡れば怖くない」と言う言葉がありましたがそれによく似ている現象に思えてなりません。量産業者物件は安心と思いきや、同様な物件が全国に蔓延しまた保証の名のもと大儲けされた上競争力のない陳腐な物件になります。今は赤信号で渡れば必ず死に至ります。
日本の人口は2013年で1億2751万5000人、2050年には9515万人の推定人口と予測されています。2050年には2013年の人口より25.4%減少(9515万人/12751万人=74.6%)する試算になる。仮に今の賃貸住宅総戸数が消滅・誕生が同戸数程度としても入居率は81.1%×0.746=60.50%となり34年後には約6割に低下する予測となる。2274.1万戸×(1−0.746)=577.6万戸、少なく見積もってもこれだけの賃貸住宅の空家が発生する訳です。実際は賃貸住宅戸数・空家戸数ともに年々増加してきています。
見方を変えれば34年後でも2274.1万戸×0.746=1696.5万戸、これだけの賃貸住宅への入居者の当てがあると言うことになります。頭ごなしに賃貸住宅なんて危険な賭けだと断定しなくてもと思います。今労働者のうち非正規雇用の人が約4割にも達し、若年労働者の賃金も低く抑えられています。こんな社会情勢では持ち家が持てる人は大企業労働者か公務員等に限られてきています。一般庶民の暮らしを置いてきぼりにする政策が続く限り賃貸住宅に住む人は今後も増え続けるでしょう。
今後も入居者に入って貰える賃貸住宅物件になるにはどうすれば良いのか?自分自身でよく考えて見てください。相続税対策を旗印に大手賃貸住宅供給業者の言いなりに建てている人が跡を絶ちません。バブルの頃「赤信号皆で渡れば怖くない」と言う言葉がありましたがそれによく似ている現象に思えてなりません。量産業者物件は安心と思いきや、同様な物件が全国に蔓延しまた保証の名のもと大儲けされた上競争力のない陳腐な物件になります。今は赤信号で渡れば必ず死に至ります。